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韓国語入門

韓国語で「~は」という2種類の助詞の使い分け

韓国語 助詞 は

前回の記事では文末の表現にあたる、『です』『ます』を
韓国語でどう表現するのか、解説しました。
『です』『ます』は韓国語でどう表現するの?

今回の記事では「私は田中です。」みたいな感じで使う「~は」という助詞を
韓国語でどう表現するか、解説したいと思います。
前回の記事のように「~です」と韓国語で使えても
主語の「~は」が使えないと、相手に伝わりにくい文章や会話になってしまいますね。

たとえば、「きれいですね」って誰かが言ってても
誰がきれいのかわかりません。
もしかしたら自分のことをきれいと言っているのかもしれませんね。

また、「欲しいです」と誰かが言っても
何が欲しいのかわかりませんね。

焼きそば

もしかしたら目の前にある屋台の焼きそばが欲しいのかもしれません。
テニス部の先輩に「欲しいです」って言ったら、
「ボールくらい自分で取ってこい!」と怒られるかもしれません。
本当は練習相手が欲しいだけかもしれないのに。

逆に韓国語の「~は」を使えるようになったら、
「君は素敵だよ」と的確に褒めることができ、
相手から好意を持ってもらえるかもしれません。

ツイッターなんかでもきちんと主語と述語を使い分けて
韓国語で文章を書けるようになるので、
韓国の方とやりとりができるようになるかもしれません。

ただ、助詞の「~は」は『는』と『은』の2つあって
使い分けないといけません。
もし間違った使い方をしたら、「この人、何言っているのかわからない」
となってしまったり、「言葉の1つ1つを意識して喋れてない」
と見下されてしまうかもしれませんし、軽蔑されるかもしれません。

逆にしっかりと『는』と『은』を使い分けることができれば
「韓国語の勉強頑張ってるね」とほめてもらえたりするでしょう。

それではここから本題です。
韓国語の助詞「~は」の使い方について解説します。

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助詞「~は」の韓国語『는』と『은』の使い分け

韓国語 助詞 は

韓国語で「~は」は『는』と『은』の2つあります。

『는』の使い方、使い分け方

・読みは『ヌン』
・「~は」の~部分の単語の最後が母音で終わる場合に使います。

例)너 예쁘다.
(ノヌン イエップダ、君はきれいだ)
는の前における最後の文字「너(君)」は母音『ㅓ』で終わるので『는』を適用します。

학교는 싫다.
(ハッキョヌン シルタ、学校は嫌いだ)
는の前における最後の文字「교」は母音『ㅛ』で終わるので『는』を適用します。

つまり、「~は」が「는」になるケースというのは
直前の最後の文字が母音で終わっている場合ということです。

ちなみに「韓国語の母音が分からない」という方はこちらの記事をご覧ください。
韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき母音

『은』の使い方、使い分け方

・読みは『ウン』
・「~は」の~部分の単語の最後がパッチムで終わる場合に使います。

例)남편은 근사하다.
(ナムピョンウン クンサハダ、夫はかっこいい)

『은』の直前の最後の文字が「편」でパッチムの『ㄴ』で終わるので「은」を使います。

ちなみに「パッチムが分からない」という方はこちらの記事をご覧ください。
パッチムとは?わかりやすく解説
パッチムが二つあるケースの読み方(二重パッチムを攻略)

こんな感じで韓国語で「~は」を表す助詞『는』と『은』は
日本語の文法と同じ順番で使います。

日本語で「君は」は韓国語で『너는』です。
너が『君』で、는は『は』です。
日本語の順番と同じですね。

最後にまとめますと

韓国語で「~は」は『는』と『은』の2つあります。
・는(ヌン)は「~は」の~部分の単語の最後が母音で終わる場合に使います。
・은(ウン)は「~は」の~部分の単語の最後がパッチムで終わる場合に使います。

「~は」の使い方が分かったら今度は「~も」の使い方を勉強しましょう。
「あなたはリンゴが好きなんですね。
リンゴが好きです」みたいな時に使います。
『~も』は韓国語でどう表現するの?

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