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韓国語入門

【韓国語】濃音とは?激音と平音の違いから理解しよう

濃音とは

この記事では韓国語で知らないでは済まされない濃音について解説します。
ただ、濃音は子音の一種で、子音には他にも平音と激音があります。

激音についてはこちらで解説しています。
【韓国語】激音とは?わかりやすく解説

平音はこちらで解説した子音がそうです。
韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき子音は?

濃音とは何か、理解するためには平音と激音の違いがわかる必要があると思います。
そこで今回の記事では濃音、激音、平音の違いについて説明しながら
濃音とはどんな子音なのか、解説したいと思います。

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濃音とは?激音と平音の違いも理解しましょう

韓国語は子音だけ、母音だけでは発音できないので、
母音は『ㅣ(イと発音)』を子音に足して解説することにしますね。
ハングル初心者が間違いやすい母音と子音の組み合わせ

以下、()内はローマ字表記(例、kiなら『キ』)

平音기(ki)키(ti)비(pi)지(ji)시(si)
濃音끼(kki)띠(tti)삐(ppi)찌(jji)씨(ssi)
激音키(ki)티(ti)피(pi)치(chi)なし

です。

こんな感じで濃音は5つありますが、激音は4つしかありません
また、濃音とは『ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ』の5つの総称のことです。

単純に「濃音ってどんなものなのかな?」みたいな感じの方なら
ここで終了で大丈夫です。
単純に子音の部分に『ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ』のどれかがついてたら
「あぁ、これは濃音だな」とわかればよいだけだからです。

ちなみに濃音はたとえば『끼(kki)』みたいな感じで、
カタカナ的に読むと『ッキ』みたいに前に小さいツ(ッ)がつきます。
これにより濃音を読むときは力を入れて読むことがわかります。

うさぎ(토끼)

たとえば、『토끼』は『tokki(トッキ)』と読み、
日本語ではウサギとなります。

右側の끼の子音側(左側)が濃音になっていますね。
平音なら『기』で『ki(キ)』となるところを
『끼』と濃音になったため『kki(ッキ)』と読むわけです。

だからもし『토끼』が『토기』だったら『toki(トキ)』となります。
ちなみに『토』は激音ですね。下に母音で『o(オ)』がついているから
『to(ト)』と読むわけです。

次に平音、濃音、激音を理解するために息づかいで分けてみましょう。
中国語や韓国語には有気音と無気音があります。

有気音と無気音に分けてみると

・無気音・・・平音と濃音
・有気音・・・激音

となります。

で、無気音とは発音するときに息をまともに使わないものをいい、
有気音とは発音するときに強く息を吐くものをいいます。

激音は有気音だといいましたね。
激音というのは激しい音と書くくらいですから
激しい音を出すために強く息を吐くわけです。
だから激音は有気音です。

これに対して平音は平たい音なわけですから、
激音と比べたら強調する感じでもないので強く息を吐きません。

濃音は強く息を吐くというより、
『끼(kki、ッキ)』みたいに前に小さいツをつけるような感じの読みをするので
息を吐いて言葉を流す感じではありません。

たとえば気合をいれるときに『ハッ』っていいますけど、
これは「ハー」とか「ハァ」みたいな感じで息を垂れ流していませんよね。

なので濃音は無気音に分類されます。

もしあなたが韓国語で書かれた文章を読めるようになりたいとか
ブログなどで書けるようになりたいだけなら
以下の表を覚えるだけで十分です。

平音기(ki)키(ti)비(pi)지(ji)시(si)
濃音끼(kki)띠(tti)삐(ppi)찌(jji)씨(ssi)
激音키(ki)티(ti)피(pi)치(chi)なし

あと、例としてウサギの『토끼』、『tokki(トッキ)』
を覚えておくとよいでしょう。

以上、参考にしていただけますと幸いです。

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