BTSののジョングクのことをジョングガとかジョングギって
 呼ばれているのを聞いたことがないですか?
 ・ジョングク
 ・ジョングガ
 ・ジョングギ
の違いについて説明します。
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— ロッテチューインガム【公式】 (@gum__lotte) August 31, 2022
ジョングク、ジョングギ、ジョングガは同一人物?
ジョングク、ジョングギ、ジョングガの違い、使い分けといっても
 みんな同一人物のジョングクさんを指しています。
 別人ではありません。
韓国語って日本語とかなり発音とか文字が違いますね。
 日本語だったらジョングクって書いても韓国語だと정국ってなります。
 まったく違う文字ですよね。
でも、韓国語と日本語で似ているところもあります。
 たとえば、韓国語には尊敬語がありますし
 相手に敬称をつけて「~さん」とか「~ちゃん」
 みたいな呼び方をしたりします。
韓国では上下関係が日本以上に厳しいです。
 親にだって敬語を使わないと怒られるという文化です。
5歳の子供がお母さんに敬語を使わないと怒られます。
 それくらいなので社長に対する呼び方だって一歩間違えると
 激怒されてしまいます。
そんな感じで韓国でも日本みたいに相手との関係性によって
 「~さん」とか「~君」みたいに呼び方を変えるのです。
たとえばもしあなたの名前が「高橋花子」さんだったとしたら
 「高橋花子ちゃん」とか「高橋花子さん」みたいな呼び方があるよってこと。
 これと「ジョングク」、「ジョングギ」、「ジョングガ」の違いはかなり近い話です。
 つまり、みんなジョングクさんに対する呼び方なのです。
以下、詳しくどうしてジョングクがジョングギとかジョングガになるのか?
 解説していきますね。
ジョングク、ジョングギ、ジョングガの違い
まず韓国語にはパッチムというものがあります。
そして韓国語では
 ・パッチムがある場合・・・아をつける
 ・パッチムがない場合・・・야をつける
というルールがあります。
まぁ、韓国人自身は普通に使っていることなので
 意識したことはないでしょう。
 でも日本人が韓国語の文法をマスターするときは
 そういうルールとして覚えます。
これって英語で「This is a pen」
 って習った時に「どうしてThisの次はisなの?areじゃダメなの?」
 ってアメリカ人に聞くみたいなものだと思います。
 おそらくアメリカ人は「isじゃないと違和感でしかないから」
 くらいの答えになると思うのです。
それと同じで名前の最後の文字がパッチムがついているかどうかで
 次につける文字が変わってくるということです。
ちなみに
 ・パッチムがある場合・・・아をつける
 ・パッチムがない場合・・・야をつける
というルールですが、このルールを適用できる相手は
 同い年などの親しい間柄だけです。
 年上に使ったらブチギレられる可能性が否定できないので
 十分お気を付けください。
ちなみにパッチムというのは下敷きという意味でもあります。
 なので、『전』みたいに上と下に文字があったときに
 下側の『ㄴ』がパッチムになります。
こんな感じで下側に文字がついているものがパッチムで
 文字の最後にパッチムがついているなら次に『아』をくっつけるという
 ルールがあるのです。
ジョングクさんは韓国語だと『정국』となりますが、
 最後の文字『국』には下側に『ㄱ』というパッチムがついていますね。
 だからジョングクと仲良しで、ジョングクさんが年上でないなら
 最後の文字『국』の後に『아』をくっつけて『정국아』となります。
 「아」は「ア」と読みますが、発音は連音化します。
連音化というのは日本語にも存在しています。
 たとえば、『反応』は『はんのう』と読むじゃないですか。
でも漢字1文字1文字でみると反は「はん」と読み、
 応は「おう」と読みますね。
ローマ字にすると『han』『ou』となり、くっつけると『hanou』となりますね。
 このローマ字を素直に読んだら『はんのう』となりますね。
 こんな感じで、前と後ろの音がくっついて発音が変化するものを連音化といいます。
 これが連音化です。
これと同じで정국(ジョングク)+아(ア)
 が連音化して정국아(ジョングガ)と読むわけです。
これが1つ目の結論です。
 簡単にいったらジョングクとジョングガの違いは、
 ジョングクは硬い印象でジョングガは仲が良くて優しい柔らかい印象です。
しかも、ジョングガは単独で使う表現ではありません。
 そのあとに文章がきます。
 そりゃそうですよね。
 仲が良い人が使うわけですからね。
「ジョングガ君」みたいに会話が止まることはないでしょう。
 ふつうは「ジョングク君、今日、なんかいいことあった?」
 みたいに話が続きますよね。
でも、ジョングクだと
 単純に名前なので雑誌で写真の下に「ジョングク」みたいに
 あとに文章が続かない形で使われることがあるでしょう。
ではジョングギ(정국이)はどうでしょう?
 これも名前の最後『국』がパッチムの場合に『이(イ)』をつけることがあります。
 ただ、これは簡単にいったら言いやすくするためだと思ってください。
「ジョングク」だと会話の中でいいにくいから
 「이(イ)」をつけてジョングギとした方が言いやすいから
 そうやっているという感じです。
いいやすくしているから
 ジョングクにイがついても「ジョングキ」にならずに「ジョングギ」と
 最後の文字が「ギ」と濁音になると思っていただけるとわかりやすいでしょう。
ちなみにこれも連音化していますね。
ジョングクとジョングギの違いは
 ジョングクよりジョングギの方が言いやすいから
 韓国語独特のルールでそうなっているという感じです。
以上で解説を終わります。















