「韓国語の数字、
1から100まで覚えるのって意外と大変そう…」
そんなふうに感じていませんか?
実は、韓国語の数字には「漢数詞」と
「固有数詞」の2種類があり、
それぞれ使う場面も異なります。
だから、「とりあえず1〜10を覚えればOK!」
では済まないのがポイントなんです。
でも大丈夫。
この記事では、
韓国語で1から100までの数字の読み方と使い分けを、
一覧表や例文を交えながら、わかりやすく解説します。
旅行や留学、K-POPや韓ドラが
好きな人にとっても、
数字は避けて通れない超基本。
読み方のコツや助数詞との
組み合わせまでしっかりマスターして、
あなたの韓国語力をワンランクアップさせましょう!
韓国語の数字1から100までの基本知識
韓国語の数字は「漢数詞」と「固有数詞」の2種類

韓国語の数字って、実は2つあるんです。
ひとつは「漢数詞」、もうひとつは「固有数詞」。
これ、けっこう大事なポイントなんですよ。
日本語に例えるなら、
音読みと訓読みの違い、
みたいなものですね。
「漢数詞」は中国由来の言い方で、
日付や金額、電話番号なんかでよく使われます。
「固有数詞」は韓国語オリジナル。
年齢とか物の数、時間(〜時)を表すときに登場します。
で、「1〜10」までがどう違うのか、
ちょっと見てみましょうか。
일(1)
이(2)
삼(3)
사(4)
오(5)
육(6)
칠(7)
팔(8)
구(9)
십(10)
하나(1)
둘(2)
셋(3)
넷(4)
다섯(5)
여섯(6)
일곱(7)
여덟(8)
아홉(9)
열(10)
ね?まったく違うんですよ。
「数字って一種類だけじゃないの!?」
って驚きますよね。
でも、これを知っておくだけで、
韓国語の理解が一気に深まるんです。
なんでかっていうと、
数字って、日常会話の中でめちゃくちゃ出てくるから。
たとえば、バスの時間を聞いたり、
カフェでコーヒー2つ頼んだり。
「これ、何時に来ますか?」とか
「3人です」なんてやりとり、
韓国旅行中にもあるあるですよね。
そのときに「えーと…数字、
どっち使えばいいんだっけ?」って毎回迷ってたら、
会話が止まっちゃう。
でも、「これは固有数詞の場面だな」
ってパッと判断できると、会話がスムーズに回るんです。
言い換えれば、漢数詞と固有数詞を
使い分けられるようになるって、
韓国語の地盤がしっかり固まるってことなんですよ。
次に、それぞれの使い分けについて、
もうちょっと詳しく見ていきましょう。
漢数詞と固有数詞の使い分けルール
で、ここからが本題です。
「漢数詞」と「固有数詞」、
どうやって使い分ければいいの?って話ですよね。
ポイントはズバリ、何を数えるか。
たとえば、年月日・お金・階数・電話番号・・・
こういう体系的な数値には「漢数詞」を使います。
「2025年4月11日」だったら、
「이천이십오 년 사 월 십일 일」って読むんですね。
逆に、「時刻」「年齢」「人数」「物の数」
みたいに生活感ある場面では「固有数詞」が使われます。
3時 → 세 시
5歳 → 다섯 살
りんご3個 → 사과 세 개
この感覚、最初はちょっとややこしいかもしれません。
でも、シチュエーションごとに
ちゃんと整理すれば、自然と身についていきますよ。
だから焦らなくてOKです。
まずは「漢数詞=カッチリ系」
「固有数詞=生活系」って覚えておくと、
グンと楽になります。
韓国語の数字1から100までを一覧で覚えよう
漢数詞の一覧と読み方(1〜100)
先ほど解説したように、韓国語の数字って、
「漢数詞」と「固有数詞」っていう2種類があるんです。

まず「漢数詞」の方から。
日付や電話番号、
お金のやりとりなんかで使われるのがこの漢数詞。
だから使う頻度、けっこう高いんですよね。
たとえばこんな感じです。
数字 | 漢数詞(ハングル) | 読み方 |
---|---|---|
1 | 일 | イル |
2 | 이 | イ |
3 | 삼 | サム |
4 | 사 | サ |
5 | 오 | オ |
6 | 육 | ユク |
7 | 칠 | チル |
8 | 팔 | パル |
9 | 구 | ク |
10 | 십 | シプ |
20 | 이십 | イシプ |
30 | 삼십 | サムシプ |
100 | 백 | ペク |
この表を見ればわかるように、基本の数字を組み合わせて作られてるんですよ。
たとえば、21は「이십일(イシビル)」で
「イ(2)+シプ(10)+イル(1)」の組み合わせ。
同じように、23は「이십삼(イシプサム)」、
35は「삼십오(サムシボ)」。
54なら「오십사(オシプサ)」といった感じですね。
十の位と一の位を、
それぞれ漢数詞でつなげていくイメージです。
このルールがわかると、
数字の応用がグッとラクになりますよ。
「韓国語 数字 1から100まで」を
効率よく覚えたいなら、
まずはこの漢数詞がカギになりますよ。
固有数詞の一覧と読み方(1〜99)

次は「固有数詞」です。
これがまた、
日常会話にめちゃくちゃ登場してくるんです。
物の数、年齢、時間(〜時)なんかが代表的ですね。
数字 | 固有数詞(ハングル) | 読み方 |
---|---|---|
1 | 하나 | ハナ |
2 | 둘 | トゥル |
3 | 셋 | セッ |
4 | 넷 | ネッ |
5 | 다섯 | タソッ |
6 | 여섯 | ヨソッ |
7 | 일곱 | イルゴプ |
8 | 여덟 | ヨドル |
9 | 아홉 | アホプ |
10 | 열 | ヨル |
20 | 스물 | スムル |
30 | 서른 | ソルン |
90 | 아흔 | アフン |
たとえば、りんごを3個くださいって言うなら
「사과 세 개」。
この“세”ってのが、
3の固有数詞「셋」が変化した形なんですね。
固有数詞は基本的に99まで使えます。
なので、たとえば34個なら「서른네 개(ソルンネ ケ)」
、87個なら「여든일곱 개(ヨドゥニルゴプ ケ)」
と表現します。
十の位と一の位、
それぞれの固有数詞をつなげていく形。
こういう言い回し、日常でめっちゃ登場するので、
ここは絶対に押さえておきたいところです。
発音変化に注意すべき数字
ちょっとした注意点をお伝えしますね。
韓国語の数字って、
見たまんま読めないことがあるんですよ。
つまり、発音が変化しちゃうものがあるんです。
たとえば「16」。
ハングルでは「십육」って書きますよね。
原則どおりに読むなら「シプユク」になるはずなんです。
「십(シプ)」+「육(ユク)」で「シプユク」。
でも実際の発音は「シムニュク」。
「ㅂ(プ)」と「ㅇ(ユ)」がくっついて、
鼻音化しちゃうんです。
鼻音化っていうのは、
音が鼻に抜けるように変わる現象のこと。
たとえば「ㅂ(プ)」の音が「ㅁ(ム)」
みたいに変わるんですね。
だから「십육(シプユク)」は、実際の発音で「ㅂ」が「ㅁ」に変わって「심(シム)」に。
「유ク」も連音化して「ニュク」になる。
で、最終的に「シムニュク」になるわけです。
この変化、知らないと「どこでそんな読み方習ったの!?」ってびっくりしちゃいますよね。
あと固有数詞もクセモノです。
「하나」は「한」、「둘」は「두」って風に、
助数詞がくっつくと姿が変わります。
「3時」は「세 시」、
「5歳」は「다섯 살」じゃなくて
「다섯」→「다섯」そのまま、
でも「3個」だと「세 개」になる。
ここ、よく混乱しちゃうポイントです。
こういう細かい違い、最初は戸惑うかもしれませんが、
知っておくだけでグッと自然な韓国語に近づけますよ。
韓国語の数字を使う場面と助数詞の組み合わせ
漢数詞を使う場面と代表的な助数詞
韓国語って、数字の使い方が
けっこう場面ごとに変わるんですよ。
特に「漢数詞」を使うシーンは、
ちょっとフォーマル寄り。
たとえば、年月日や金額、電話番号。
こういった公式っぽい情報を伝えるときに登場します。
助数詞とセットで使うことが多くて、
代表的なのはこんな感じです。
年:년(ニョン)
月:월(ウォル)
日:일(イル)
分:분(プン)
秒:초(チョ)
ウォン:원(ウォン)
階:층(チュン)
回(公式):회(フェ)

「韓国語の数字を1から100まで」しっかり活かすなら、
この漢数詞の使い所を押さえておきたいところですね。
たとえばこんな使い方があります。
「今日は2023年4月3日です」
→ 이천이십삼 년 사 월 삼 일
「会議は午後2時20分からです」
→ 오후 두 시 이십 분
「100ウォン硬貨をください」
→ 백 원 주세요
「4階に行きます」
→ 사 층
「第7回目の授業です」
→ 제 칠 회 수업이에요
こういうフレーズ、
旅行でも留学でもよく出てきます。
数字と助数詞をスムーズに組み合わせられると、
かなり頼もしいですよ。
固有数詞を使う場面と代表的な助数詞
一方で、日常会話で
ガンガン登場するのが「固有数詞」。
こちらは生活感のあるシーンでよく使われます。

たとえば、3人でカフェに行くとか、
5時に待ち合わせするとか。
そんなときに自然に使われるのが、
この固有数詞なんです。
合わせて使う助数詞の例はこちら。
時:시(シ)
時間:시간(シガン)
歳:살(サル)
人:명(ミョン)
個:개(ケ)
回(非公式):번(ボン)
冊:권(クォン)
枚:장(ジャン)
台:대(デ)
杯:잔(ジャン)
匹:마리(マリ)
この辺をサクッと押さえておくと、
韓国語の数字の使い分けがスッと体に入ってきますよ。
たとえば、こんな感じで使います。
「朝は7時に起きます」
→ 아침 일곱 시에 일어나요
「兄は25歳です」
→ 형은 스물다섯 살이에요
「犬が2匹います」
→ 개 두 마리 있어요
「コーヒーを3杯ください」
→ 커피 세 잔 주세요
「本を4冊読みました」
→ 책 네 권 읽었어요
どれも、日常でよく出てくるパターンばかり。
慣れれば「何数詞を使うべきか」
迷わなくなってきますよ!
助数詞と数字の組み合わせ例
じゃあ実際、どう組み合わせるの?
そう思いますよね。
というわけで、漢数詞と固有数詞、
それぞれの使用例をピックアップしてみました。
日付:2023年4月3日
→ 이천이십삼 년 사 월 삼 일
時間:午後2時20分
→ 오후 두 시 이십 분
金額:100ウォン
→ 백 원
階数:4階
→ 사 층
回数(公式):第7回
→ 제 칠 회
時刻:3時
→ 세 시
年齢:20歳
→ 스무 살
人数:4人
→ 네 명
個数:5個
→ 다섯 개
回数(カジュアル):3回
→ 세 번
このとおり、使う数字によって
選ぶ助数詞も変わってきます。
だからこそ、漢数詞と固有数詞の使い分け
って大事なんですよね。
韓国語の数字を使った例文で実践練習
日常会話で使える数字の例文
日常のちょっとした会話にも、
韓国語の数字ってかなり登場するんです。
特に人数や時間、年齢を伝えるときには、
固有数詞の出番が多めなんですよね。
たとえばこんな感じです。
「私たちは3人です。」
→ 우리는 세 명이에요
「午後5時に会いましょう。」
→ 오후 다섯 시에 만나요
「彼は20歳です。」
→ 그는 스무 살이에요
「りんごを4個ください。」
→ 사과 네 개 주세요
「この本を2冊買いました。」
→ 이 책을 두 권 샀어요
日常会話では、
こういう使い方が自然にできると
かなり楽になりますよ。
旅行や買い物で使える数字の例文
旅行中とか、ショッピング中って、
数字を口にする場面が急に増えるんですよね。
このときによく使うのが、
ちょっとフォーマル寄りの「漢数詞」。
たとえば、こんなふうに使います。
「これは100ウォンです。」
→ 이것은 백 원이에요
「今日は4月3日です。」
→ 오늘은 사월 삼일이에요
「午後2時20分に出発します。」
→ 오후 두 시 이십 분에 출발해요
「3階に行きたいです。」
→ 삼 층에 가고 싶어요
「第7回の授業です。」
→ 제 칠 회 수업이에요
旅行前にこの辺の表現を覚えておくと、
安心感がグッと増しますよ。
年齢や時間を表す際の例文
年齢や時間の話になると、
「えっ、どっちの数詞使うの?」って迷いがち。
でも大丈夫。
ここはパターンを押さえるだけで、
すんなり身につきます。
「彼女は25歳です。」
→ 그녀는 스물다섯 살이에요
「午前10時に会いましょう。」
→ 오전 열 시에 만나요
「午後3時15分に始まります。」
→ 오후 세 시 십오 분에 시작해요
「私は30歳です。」
→ 저는 서른 살이에요
「午前9時に出発します。」
→ 오전 아홉 시에 출발해요
こういう例文、
覚えておくだけで使いこなしの
スピードがグンと上がりますよ。
まとめ:韓国語の数字1から100までをマスターするために
学習のポイントとコツ
韓国語の数字1から100までを
しっかり身につけるには、
ルールを理解して反復するのが近道です。
まずは「漢数詞」と「固有数詞」の違いをおさえて、
使い分けに慣れることがスタートライン。
数字を使うたびに「これはどっちだったっけ?」
と立ち止まるのは自然なこと。
でも、焦らなくて大丈夫です。
日常の中で意識して口に出すだけでも、
徐々に感覚が身についてきますよ。
文法も大事ですが、まずは使って慣れる。
それが数字をマスターする最短ルートなんです。
おすすめの練習方法
とにかく声に出す!
これが一番効果的です。
数字の一覧表を見ながら読み上げたり、
好きな数字を口にして助数詞と組み合わせたり。
リズムよく練習することで、
韓国語の数字がスッと頭に入ってきます。
さらに、ドラマや会話文に出てきた
数字表現を真似してみるのもおすすめ。
「聞いて→まねる→口に出す」
のサイクルをつくるだけで、
定着度がグッと上がりますよ。
よくある間違いとその対処法
よくあるのは「漢数詞と固有数詞の混同」です。
たとえば、「3時」は固有数詞、
「3分」は漢数詞。この違い、
最初はややこしいんです。
でも、焦らなくてOK。
「時間は固有数詞、分や秒は漢数詞」など、
ペアで覚えておくと間違いにくくなります。
あとは発音の変化にも注意。
数字によっては音が変わるパターンがあるので、
繰り返し聞いて、口で覚えるのがコツですよ。