年齢の数え方って日本と韓国ではまったく違うのをご存じですか?
そんなこともあって、学年の分け方も日本と韓国では違います。
この記事では韓国における年齢の数え方と学年の分け方について
わかりやすく解説したいと思います。
韓国における年齢の数え方
![韓国における年齢の数え方](https://program-study.net/wp-content/uploads/2021/05/shougakusei20210504hdi.jpg)
日本だと生まれたばかりの赤ちゃんの年齢は0歳ですよね。
でも、韓国だと生まれたばかりの赤ちゃんの年齢は1歳になります。
まずここからカルチャーショックを受けてしまいますね。
・日本は0歳
・韓国は1歳
生まれたばかりから日本と韓国では年齢が違うわけですが、
さらに年齢の数え方も日本と韓国では違います。
・日本だと誕生日で1歳増える
・韓国だと元旦で1歳増える(誕生日で1歳増えない)
あなたがバリバリの日本人なら興味深い話に感じたことだと思います。
具体例をあげてみましょう。
2011年3月1日生まれのAさんがいましょう。
今日は2011年12月31日だとします。
Aさんが日本に住んでいるなら0歳のままで
韓国に住んでいるなら現在1歳となります。
まだ1歳差です。
では、1日たって2012年1月1日(元旦)だとします。
Aさんが日本に住んでいるなら0歳のままで
韓国に住んでいるなら元旦になったので1歳年をとり、2歳となります。
同じAさんであっても韓国にいる方が日本にいるより2歳年が上になります。
こんな感じで誕生日でなく元旦になったら全員が1歳年をとるような仕組みを数え年といいます。
つまり、韓国における年齢の数え方は数え年だということです。
こんな感じで日本と韓国では年齢のカウントの仕方が違うわけですから
学年の分け方も変わってくるかもしれませんね。
実際のところどうなのでしょう?
以下、解説していきます。
韓国における学年の分け方
![韓国における学年の分け方](https://program-study.net/wp-content/uploads/2021/05/kankokunokodomo20210503hdihh.jpg)
まず新学期が日本と韓国では違います。
日本は4月スタートですね。
でも韓国は3月1日スタートです。
つまり、韓国の方が日本より1ケ月早く新学年、新学期が始まります。
ですから、日本は4月から翌年3月まで、
韓国では3月から翌年2月までが1年間と考えます。
ではここで疑問が生じます。
日本だと4月生まれから翌年3月生まれの子供が同じ学年になりますね。
なぜなら日本では誕生日で1歳年をとりますから。
でも、韓国では数え年だから元旦でみんな平等に1歳年をとります。
韓国では2008年までと2009年以降では学年の分け方が違うのですが、
この記事を書いているのは2021年5月です。
なので、ここでは2009年以降の学年の分け方について解説しますね。
年齢が同じ=同じ学年
ということです。
ちなみにですが、2008年より以前は1月1日~2月29日生まれまでの子供は
韓国では早生まれがあって、年齢が違うけど同じ学年といぷのがありました。
でも、現在の韓国では同じ年齢なら同じ学年という制度になっています。
ですから、
同じ年の1月1日生まれから12月31日生まれ=同じ学年
ということになります。
なぜなら韓国では数え年だから元旦でみんな平等に1歳年をとるからです。
2020年1月20日生まれのBさんでも2020年12月20日生まれのCさんでも
2021年5月時点でBさんもCさんも2歳で、将来小学校に行ったら同じ学年になります。
日本ならBさんは1歳だけど、Cさんは0歳ですけどね。
これが日本なら将来小学校に行ったらBさんの方がCさんより学年が1個上になります。
ちなみにですが、2009年から韓国では上記のような学年の区切り方が誕生していて
日本と同様に6歳から15歳までが義務教育期間なので、
2002年以前に生まれた人は旧制度なので、同じ年齢だからといっても学年が違うということがありました。
日本でいうところの早生まれという形です。
でも、2003年以降に生まれた人は同じ年齢=同じ学年なので早生まれという概念は存在しません。
早生まれというのはたとえば日本だと
2010年2月生まれと2010年4月生まれでは学年が1個違いますね。
もちろん2020年2月生まれの方が学年が1個上になります。
でも、仮に今が5月なら年齢は一緒ですよ。でも学年は違います。
こういうのが早生まれです。
韓国では同じ年齢=同じ学年なので早生まれがありません。
逆に、韓国では同じ学年なら必ず同じ年齢だということです。
でも、日本だと同じ学年であっても年齢が違うことがあります。
韓国の学年は日本の学年と同じ?
![韓国 学年](https://program-study.net/wp-content/uploads/2021/05/kankokugakkou20210525dno.jpg)
韓国では名称は違うものの日本と同様に
小学校が6年間、中学校が3年間、高等学校が3年間、大学が4年間、短大なら2年間あります。
ただ、日本でいう小学校は韓国では初等学校といいますし、
大学は大学校といいます。
・初等学校(日本でいう小学校)が6年間
・中学校が3年間
・高等学校が3年間
・大学校(日本でいう大学)が4年間
・短大が2年間
となっています。
以上参考にしていただければ幸いです。