『음식을 남기면 벌금입니다.』
ってもし韓国に行って言われたらつらいです。
何って言っているか？というと、
『食べ物を残したら罰金だよ』って意味です。
もし、そんなことを韓国に行って言われたら怖いですよね。
この記事では韓国では食事を残すとどんなペナルティーがあるのか？
逆にないのか、わかりやすく解説します。
韓国では食事を残すとどうなる？
『おもてなし』というと日本人を想像する方も多いかもしれません。
もちろん、日本人もおもてなしの精神は強いと思いますが、
韓国人もおもてなしの精神が強いです。
そんなこともあってか、韓国人はどう考えても食べきれないほどの食事を
あなたに出してきます。
足りない程度の食事量だと相手を本気でもてなしていないという気に
韓国人はなってしまうのでしょう。
たとえば、それなりのレストランに入ると、
注文した料理が来る前に日本でいう前菜がやってきます。
韓国語では『밑반찬』と書きます。
밑반찬はミッパンチャンと読むのですが、
日本語にすると常備菜となります。
・キムチ
・ポテトサラダ
・カクテキ
・ナムル
などです。
ミッパンチャンは普通、無料で何回でもおかわりができます。
ミッパンチャンを食べてから、さらにメインの食事を食べる、
しかも日本で出される食事量よりも多いとなると食べきれるわけがありません。
というか、韓国では食べきれないのが前提で食事を出してくるわけです。
これが韓国流のおもてなしの精神です。
実際、韓国人の友達に「さすがに5回くらいお替りしたらお店の人に嫌がられるよね？」
って聞いたのですが、「そんなことないよ」って言ってました。
お替りに遠慮は無用とのことです。
もしあなたが食事を食べきってしまうと
韓国の方は「もしかして足りなかったのかな・・・」と不安な気持ちにさせてしまいます。
逆にあなたが少しだけ食事を残すと「食事が終わったのね」と思ってくれます。
韓国において、食事を残すということは
『いっぱい食べたのでお腹がいっぱいです』という意味になります。
つまり、韓国では食事を少量残すことこそが「食事が終わりました」というサインになるわけですね。
なので、韓国では食事を残す方が礼儀正しいといえるでしょう。
韓国で食事マナー違反になる行為は？
韓国では皿などの食器を持ち上げながら食事するのはマナー違反となります。
もう少し具体的にいうと、食器をむやみやたらと動かす行為や
カタカタ、ペチャクチャ音をたてながら食事をする行為はマナー違反です。
つまり韓国では食器はテーブルと接触した状態で食事をするようにしましょう。
ただ、韓国の食器って金属製のものが多いです。
火を通した料理だと、金属の食器に熱が伝わっています。
そのため、素手で金属の食器を持ち上げるとヤケドする可能性があるわけです。
そういった意味で、韓国では食器を持ち上げて食べるのはやめましょう。
あと、厳密に食事といえるか微妙ですが、
飲み会なんかで先輩や上司など、目上の方の前でお酒を飲むのはマナー違反です。
部下や後輩は先輩や上司からお酒を勧められたときだけ飲んだもよいとされています。
その場合、部下や後輩は「申し訳ない」という雰囲気でお酒を飲むのが礼儀です。
「申し訳ない」という気持ちを表現するために
手で口元を覆ったり、横を向いたり、
コップやグラスの底が先輩や上司に見えないようにしたり
両手でグラスを持ったりしてお酒を飲みます。
最後にまとめますと韓国では食事を残すことは問題ありません。
といいますか、食事を残さないと相手に「足りなかったのかな」
と逆に心配をかけさせてしまうので、あえて残すようにしましょう。
ただ、大量の食事を残すのも失礼です。
なので、少量の食事を残すようにしましょう。
続いてハングルの由来について解説します。
⇒ハングル(한글)の意味・由来は？
