前回の記事と前々回の記事で韓国語初心者が学ぶべき母音と子音をご紹介しました。
⇒韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき子音は?
⇒韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき母音
あと、韓国語とかハングルとか言っていますが、
何が何だかよくわからないという方向けに解説した記事もあります。
⇒ハングル(한글)の意味・由来は?
ところでハングルは『子音+母音』の組み合わせで成り立っています。
ですので、今回の記事では前回と前々回でご紹介した母音と子音を組み合わせて
一緒に文字を作り読んでいきましょう。
前回学習した母音と子音を組み合わせてハングルを作ってみよう!
まぜ前回の復習になりますが、
子音+母音
でできています。
⇒韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき子音は?
で、子音が先にきます。
次に母音がきます。
そして子音、母音の下にパッチムが入ることもあります。
例を挙げてみますね。
まず子音『ㅇ』と母音『ㅏ』を組み合わせると『아』となります。
『아』は『a(ア)』と読みます。
『아』にさらに下にパッチム『ㄴ』が入ると『안』となります。
パッチムは母音と子音の組み合わせをしっかり理解してからでないと
混乱すると思います。
ですから、今回の記事では母音と子音の組み合わせだけ(パッチムは次回以降)
ご紹介していきます。
では、いきますね。
『ㄱ』は読めますか?
読めない方は先にこちらの記事をご覧ください。
⇒韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき子音は?
『ㄱ』は『g、グー』でしたね。
ちなみに『가』の子音は『ㄱ』と書きましたが、
実際に韓国人が書くとカタカナの『フ』のようになります。
同じ文字ですので不安にならないでください。
この辺は前回の記事で詳しく解説しています。
⇒韓国語初心者が最初にハングルで覚えるべき子音は?
では、『ㄱ』+『ㅓ』はどうですか?
『거』となり、英語の発音記号で書くと『gɔ(日本語的にはゴー)』みたいになります。
ちなみに先生によっては『ㅓ』自体、発音記号を『ɔ』にしていることもあります。
『ɔ』を使う英単語だとたとえばthinkの過去形のthought『θɔ́ːt』で使われます。
まぁ、英語の発音と韓国語の発音ではちょっと違いますが、
ここではちょっとでもニュアンスが伝わるように解説していますので
ご了承ください。
では、『ㄱ』+『ㅕ』はどうですか?
『겨』となり、『gyeo(日本語的にはギョ』と読みます。
『ㄱ』+『ㅗ』はどうでしょうか?
これは『ㄱㅗ』とはなりません。
私も韓国語を習いたてのころ、同じようなミスを繰り返していました。
こういった初歩的なミスって韓国語の書籍には書いてないんですよね。
なのであえて記事にしてみました。
『ㄱ』+『ㅗ』は『고』となり、『go日本語的にはゴー』と読みます。
母音の『ㅗ』、『ㅡ』、『ㅜ』、『ㅠ』、『ㅛ』みたいな横長な文字は
子音の下にきます。
例:『고』
ということで、
・縦長の母音(ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅑ、ㅣ)は子音の横にくる
・横長の母音(ㅗ、ㅛ、ㅜ、ㅠ、ㅡ)は子音の下にくる
という非常に重要なルールがあるので、
絶対に覚えておいてくださいね。
では、『ㄱ』+『ㅛ』はどうなるのでしょうか?
『교』となりますね。
『ㅛ』は横長の母音なので子音の下にきますから。
読みは『gyo(ギョ)』となります。
そしたら『ㄱ』+『ㅜ』はどうなるでしょうか?
これも『ㅜ』は横長の母音なので、『구』となり、『gu(グ)』と読みます。
次、『ㄱ』+『ㅠ』は?
やはり『ㅠ』という横長の母音がきているので
『규』となり『gyu、(ギュ)』と読みます。
『ㄱ』+『ㅡ』はどうなるでしょう?
『ㅡ』も横長の母音なので、『그』となり『グ』と読みます。
『ㄱ』+『ㅣ』はどうなるでしょう?
『기』となって『gi(ギ―)』と読みます。
『그』と『구』の読み方の違い違い
次はここまでの記事を理解したうえで
簡単なハングルの単語を覚えていきましょう。