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韓国文化

韓国ではなぜ「ご飯食べた?」と聞いてくるの?

韓国 ご飯食べた なぜ

韓国人と会って会話すると二言目には「ご飯食べた?」って聞かれます(苦笑)。
ちなみに韓国語で「ご飯食べた?」は(밥 먹었어?パンモゴッソ?)です。

会うたびに『밥 먹었어?(ご飯食べた?)』と聞かれると
日本人の私は「うざ・・・」って感じてしまいます。

でも喧嘩になったらいけないから、最初のうちは「我慢我慢」と耐えていました。
でも、なぜ韓国人はよく『밥 먹었어?(ご飯食べた?)』と聞いてくるのか?
理解した今では、聞かれてうれしく感じます。

今回の記事ではなぜ韓国人は『밥 먹었어?(ご飯食べた?)』と聞いてくるのか
解説してみたいと思います。

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밥 먹었어?(ご飯食べた?)の説明

まず韓国語でご飯食べた?は『밥 먹었어?』なのですが、
最初の『밥』は単独だと『パプ』と発音し、
日本語だと『ご飯』という意味になります。

続く『먹었어』は『モゴッソ』と読みます。
『먹었어』は『먹다』『モクタ』の過去形、疑問形で『食べた?』という意味になります。

だから『밥 먹었어?』は『ご飯食べた?』という意味になります。

ここでちょっとだけ韓国語の文法の話をしておきますね。
『밥』のパッチムの『ㅂ』ですが、次にくる『먹』があるので
鼻音化して『ㅂ』が『ㅁ』となり、『パプ』を『パン』と読むことが多いですね。

なので、『밥 먹었어?』は『パプ モゴッソ』でなく『パンモゴッソ』と読むことが多いです。
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『밥 먹었어?』ってツイッターで検索してみてください。
韓国人がいっぱい『밥 먹었어?』入りのツイートをしているのがわかります。

日本だと「ごはん食べた?」って毎回聞かれると、「食べたわ!」って突っ込みを入れたくなるかもしれません。

でも韓国で「ごはん食べた?(밥 먹었어?)』っていうのは
日本で同じことを聞くよりも、別の意味合いがあったりします。

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韓国人は「ご飯食べた?」と聞く理由(1)ひもじい思いをしていた名残

日本もそうですが、韓国も昔、貧困時代がありました。
ご飯をまともに食べることができなかったのです。

普通にご飯が食べれるようになったのは1960年代以降だそうです。
逆にいうと1950年代以前はご飯を食べれることが当たり前ではありませんでした。

もし今が1950年代の韓国だったらどうでしょう?
みんなご飯を食べれているかどうかわかりません。
ですから、あいさつレベルで「ごはん食べた?」とか「ごはん食べれてる?」
みたいに聞くのではないでしょうか。

そんな貧困時代の名残から今でも「ごはん食べた?」って聞く習慣があるのだそうです。
ちなみにですが、「ごはん食べた?」って当たり前のように効く習慣は韓国だけでなく
東南アジアや中国にも存在します。

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韓国人は「ご飯食べた?」と聞く理由(2)あいさつ

韓国では1950年代以前の貧困時代の名残で「ごはん食べた?」って聞いていたわけですが、
そんな習慣がいつの間にかあいさつ代わりになったようですね。

日本だったら「今日はいい天気だね?」「そうだね」って職場だったら
隣の人に話しかけるような感覚でしょう。

韓国だと「ごはん食べた?」「うん、食べたよ」みたいな感じです。
また、韓国だと「アンニョンハセヨ」というあいさつ表現もありますが、
「アンニョンハセヨ」はちょっと堅苦しい表現のようです。

日本だったら「おはよう!」じゃなく「おはようございます」みたいな感じでしょうか。
だから韓国では「アンニョンハセヨ」といわずに「ごはん食べた?」ってあいさつします。

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韓国人は「ご飯食べた?」と聞く理由まとめ

いかがでしたか?

韓国で「ごはん食べた?」と聞く理由は

・1950年代以前の貧困時代の名残
・あいさつがわり

でした。

韓国で「ごはん食べた?」って聞かれても
あなたのことが好き(嫌いでない)だから聞かれているだけです。
なので、そんなに深く考えず「食べたよ!」くらいに返事しておいたら良いと思います。

以上で解説を終わります。

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