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韓国文化

同じ苗字の韓国人が多い理由とは?

韓国 同じ苗字 多い

韓国語と言ったらハングル文字ですよね。
たとえば子犬を韓国語で『강아지』と書きますが、
강아지はハングル文字でできています。

ですが、韓国人の名前は漢字です。
たとえば韓国人で一番多い苗字は金(キム)さんで漢字ですね。
2位は李(イ)さんで、やはり漢字です。

しかも韓国人の5人に1人は金さんなんだそうです。
5人に1人が金さんって、金さん率が高くないですか?

そんなことから韓国では同じ苗字の者同士
結婚できないという噂があります。
韓国では同じ苗字の結婚は認められないの?

ちなみに日本人で一番多い苗字は佐藤さんですが、
佐藤さんは189万3,000人だそうです。
日本人の人口が約1億2000万人だから人口の1%ちょっとくらいしかいませんね。
だから100人に1人ちょっとくらいが佐藤さんということです。

このことからしても韓国人における金さん率が高いですよね。
ではどうしてそんなに韓国では同じ苗字(金さんとか李さん)が多いのでしょうか?
以下、詳しく解説していきます。

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韓国で同じ苗字が多い理由

理由(1)韓国人の苗字が1文字だから

どうして韓国人の苗字は同じ苗字が多いのでしょう?
韓国人の苗字は1文字が多いからです。
韓国人の苗字は『金』、『李』、『朴』など1文字ばかりです。
これに対して日本人の苗字は佐藤、鈴木、高橋など2文字が多いですね。
当然のことながら、漢字1文字と漢字2文字だったら、
漢字1文字の方が同じ苗字に当たる確率は高まりますよね。

たとえば、1から9までのカードから1枚選ぶなら9通りしかありませんね。
1、2、3、4,5,6,7,8、9ですからね。

でも、仮に1から9までしかカードがなくても
ここから2枚選ぶなら、
1と2、2と1みたいに選べるなら9×9で81通りありますね。
たとえば木と村の組み合わせでも『木村(きむら)』と『村木(むらき)』と
2パターンありますからね。
木村さんと村木さんは同じ漢字で苗字ができていても別の苗字ですよね。

さらに木と村と藤があったら
藤木さん、木藤さん、村木さん、藤村さんなど
いろんなパターンの組み合わせが考えられます。

つまり、苗字が漢字1文字の韓国と漢字2文字が多い日本だったら
当然のことながら漢字1文字の韓国の方が同じ苗字になりやすいということ
です。

実際、日本人の苗字は約29万種類あるそうです。
でもさすがに韓国だと漢字1文字で苗字ができているので
29万種類も苗字があるわけがありません。

そんなことから、韓国人の苗字は同じ苗字が多くなるわけです。
実際、韓国の苗字は300種類くらいしかないそうです。

理由(2)歴史的背景から

ここまで韓国人の苗字が同じ苗字が多い理由を説明してきましたが、
ここまでの理由だけでは金さん李さん、朴さんだけで人口の約4割を占めている理由を
説明しきれません。

ではどうして金さんなど、特定の苗字が多いのでしょう?
高麗王朝の時代までさかのぼってみましょう。

この時代は高貴な身分の方だけが苗字を使えたのだそうです。
この時代は『高』、『王』、『金』、『李』などが多かったそうです。

で、その後、一般市民も苗字を買えるようになりました。
そして朝鮮半島に中国人がやってきたそうです。
このとき、高貴な身分の者だけが使えた『金』や『李』を
中国人が好んで買ったのだそうです。

その結果、『金』という苗字が人口の7割にまで増えた時代もあったのだとか。

さらに時代は進み、韓国国民全員が苗字を名乗れるようになると
少し前まで高額で取引されていた苗字である『金』や『李』などに
人気が集中したのだそうです。

結果、『金』、『李』、『朴』の3つの苗字に人気が集中したために
現在の韓国人の苗字がこれら3つの苗字ばかりになったということです。

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韓国で同じ苗字が多い理由まとめ

いかがでしたでしょうか?
韓国で同じ苗字が多い理由は
1つ目の理由として韓国では漢字1文字の苗字が多いこと。
2つ目の理由は歴史的な背景から一般市民も苗字を名乗れるようになったけど、
名乗りたい苗字は昔の高貴な身分の方が使っていた苗字だったこと
でした。

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