韓国語で「〜です」はなんとかクリアーできても、
「〜ですか?」みたいな疑問文になった瞬間、「わからない・・・」と
拒絶感を感じてしまう方もいるかもしれません。
⇒『です』『ます』は韓国語でどう表現するの?
特に日本人は英語を中学校から勉強していて
疑問文がすごく苦手な方が多いことからきていると感じています。
でも、韓国語でも「〜ですか?」みたいな疑問文は
すごく役立つ表現なんです。
どうしてだと思いますか?
例えばあなたが韓国の方と会話しているとしますよね。
でも、話が続かない。
「私は獣医師です」とか「私は神奈川県出身です」とか。
自分のことばかり喋っても「へぇそうなんだ」で終了です。
でも、「キムさんはどこ出身ですか?」
みたいに「〜ですか?」と疑問形を使えば、相手も答えざるを得ません。
一気に話がはずみます。
他にも「キムさんの好きな食べ物は何ですか?」と質問したら、
「私が好きな食べ物は焼肉です」って答えが返ってくるかもしれませんね。
「キムさんの好きなスポーツは何ですか?」といったら
「私が好きなスポーツはテニスです」みたいな答えが返ってくるかもしれません。
こんな感じで
「〜ですか?」は二人の距離を一気に縮める魔法の言葉でもあるのです。
つまり、「~ですか?」といった疑問文は特に話が続かない相手(例えば初対面の人とか)と会話を弾ませるためのツールとして大変有効なわけですね。
今回のテーマである『~ですか?』みたいに
何かを質問する文のことを疑問文といいます。
それでは『~ですか?』を韓国語で表現できるようになりましょう。
~ですか?を韓国語で表現すると?
「~ですか?」を韓国語で表現するのはそんなに難しいことではありません。
「~は」とか「~が」を表現する方がパターンが2つあって使い分けないといけないので
よっぽど難しいです。
⇒韓国語で「~は」という2種類の助詞の使い分け
⇒韓国語「~が」の使い分けを例文を使ってわかりやすく解説
「~ですか?」の「~」の部分(名詞)に『입니까?(イムニカ)』をつけるだけで完成です。
「~ですか?」と疑問文なので英語と同じように「?」の部分はイントネーションを上げましょう。
語尾の音をちょっと上げる感じです。
理屈だけ言っても伝わらないかもしれないので例文を挙げて
理解を深めていきましょう。
・의사(ウィサ、医者)
・그녀(クニョ、彼女)
・직업(チゴ、職業)
です。
まず前回の復習から。
⇒韓国語で「~は」という2種類の助詞の使い分け
「彼女は医者です」は、
「그녀는 의사입니다. 」
(クニョヌン ウィサイムニダ)
となりますね。
『그녀(彼女)』の最後の文字『녀』は母音で終わっているので
『~は』は『는』となるのでしたね。
⇒韓国語で「~は」という2種類の助詞の使い分け
また、「~です」は「입니다」です。
これを疑問文にして、「彼女は医者ですか?」と相手に質問してみましょう。
「그녀는 의사입니까?」
(クニョヌン ウィサイムニカ)
と「~です」の「입니다」を
「~ですか?」の「입니까?」(イムニカ)に変えるだけです。
「~ですか?」は韓国語で「입니까?」(イムニカ)
ちなみに疑問文の回答として実際に職業が医者なら
「はい」を意味する『네(ネ)』、
医者ではないのなら「いいえ」を意味する『아니요(アニヨ)』で
回答するだけで会話が成立します。
では「田中さんの職業は何ですか?」を韓国語にしてみましょう。
「다나카씨의 직업은 무엇입니까?」
(タナカシエ チゴブンムオシムニカ)
となります。
もし「私は医者です」と答えるなら
저는는 의사입니다. (チョヌン ウィサイムニダ)
となります。
以上で「~ですか?」を韓国語で表現する練習は終わりです。
こういった疑問形などの文法はやり方がわかったら
ひたすら例文を何回も何回も紙に書くなどして覚えてしまうことが重要です。
そうしていくうちに単語や文法のルールが自然に使いこなせるようになっていきます。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。