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韓国語入門

韓国語「~が」の使い分けを例文を使ってわかりやすく解説

韓国語 が 使い分け

日本語の『~が』は韓国語だと『가(ガ)』か『이(イ)』のどちらかを使います。
この記事ではどういう場合にh『가(ガ)』を使い、
どういう場合に『이(イ)』を使うのか、使い分けについて解説します。

ただ、その前にどうして『~が』を勉強しないといけないのでしょうか?
前回の記事では『~は』とか『~も』について勉強しましたね。
韓国語で「~は」という2種類の助詞の使い分け
韓国語の助詞『도(~も)』の使い方

もちろん、『~は』だけでなく『~が』を覚えることで使える文章や会話の幅が広がります。
あと大事なのは『~が』を知らないとかなり恥をかくってことです。

たとえば、「田中さん空手家だ」を
「田中さん空手家だ」と『~は』を『~が』に変えたら
どんな意味に変化するでしょう?

『~は』を『~が』に変えたら主語(ここでは田中さん)にきている人以外を
除外する意味になってしまいます。

もし田中さん以外にも、山本さん、藤谷さん、古畑さんがいたとしたら、
『田中さんが空手家だ』というと、山本さん、藤谷さん、古畑さんは空手家でないことを
暗に伝えてしまいます。

逆に『田中さんは空手家だ』だったら、
少なくとも田中さんは空手家かもしれないけど、
山本さん、藤谷さん、古畑さんも空手家の可能性があります。

こんな感じでもし韓国語でも『~は』の表現だけ覚えて満足していると
手痛いしっぺ返しが待っているわけです。

他にも「テニス部の山本さんと田中さん明日の試合に出場します」
という文章があったとしましょう。

この場合、『~が』を使うことでテニスの試合に出場するのは田中さんと山本さんの2人であって、
3人目や4人目の出場者はいないことがわかります。
この場合の『~が』は山本さんと田中さん以外の第三者が登場する可能性が0になるわけですね。

こんな感じで韓国語で『~は』だけ覚えているより、
『~が』も覚えて使いこなせるようになっていたほうが
どう考えても会話の幅が広がりますし、
ミスコミュニケーションを減らすことができるでしょう。

では、ここから韓国語で『~が』ってどう表現するのか?
解説していきたいと思います。

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韓国語における『~が』の使い分け

韓国語における『~が』

『~が』は韓国語では
・『가(ガ)』
・『이(イ)』

の2種類あります。

ではどうやって『가(ガ)』と『이(イ)』を使い分けたらよいのでしょう?

・主語の最後の文字が母音で終わる場合は『가(ガ)』
・主語の最後の文字がパッチムで終わる場合は『이(イ)』

という使い分け方をします。

ただこれだけだとよくわからないと思いますので
具体例を挙げて解説してみますね。

まずここで知っておいてほしい単語が『私が』です。
『私が』は韓国語で『제가(チェガ)』です。

では『私が田中です。』を韓国語にしてみましょう。
韓国語にすると『제다나카입니다.(チェガタナカイムニダ)』となります。

『~が』を表す『가』の直前、『私』のところが『제』で
母音で終わってますね。具体的には合成母音の『ㅔ』ですね。
合成母音とは?わかりやすく解説
だから『~が』は『이』でなく『가』を使います。

続いて『私が獣医師です。』は韓国語でどうなりますか?
獣医師は韓国語で『수의사』です。

答えは『제가 수의사입니다 (チェガスミサイムニダ)』ですね。
『~が』が『가』になるのはさっきと同じですね。
『제』と合成母音で終わってますからね。

では『日本が故郷です』を韓国語にするとどうなりますか?
日本は韓国語で『일본』です。

答えは『일본이 고향입니다. (イルボニコヒャンイムニダ)』となりますね。
日本の『일본』の最後の文字『본』はパッチムの『ㄴ』ですね。
パッチムとは?わかりやすく解説

なので『日本が』を韓国語にすると『일본』と
『가』でなく『이』を使います。

以上、参考にしていただけますと幸いです。

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