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韓国語入門

「ではありません」は韓国語だと2種類を使い分ける必要がある

韓国語 ではありません

今回は「~ではありません」を韓国語で表現できるようになりましょう。
「~ではありません」は韓国語だと2種類あって、
使い分ける必要があります。

もし、「結論だけ分かればいいよ」という方は記事の下の方をご覧くださいね。

まず先に「~ではありません」と否定的な表現の概要を考えていきましょう。

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「~ではありません」という否定形について

否定

「これは私の本ではありません」とか
「私の好きな人ではありません」みたいな感じで
「~ではありません」と否定ばかりしていると
相手はいい気分になれないでしょう。

気分を害してしまう可能性もあります。

友達から「この本面白かったよ。読んでみたら?」
って言われて「私はこの本が好きではありません」
みたいに返したら、「もうあなたと話しません」
みたいな感じで否定に否定で返される可能性だってありますね。

こんな感じで「~ではありません」の表現を韓国語で覚えた時に
やたらと「~ではありません」の表現を多用すると
どんどん韓国語を話す相手がいなくなってしまう可能性があります。

今回の「~ではありません」の表現を覚えても
やたらと使いまくるのは絶対にNGです。

もし使う場合でも、相手が嫌にならない程度に使いましょう。
それこそ相手の顔色を見ながら使うようにしてください。

たとえばオンラインレッスンで韓国語のネイティブの方とのフリートークを
楽しむときなんかに注意してくださいね。
この記事で「~ではありません」の表現を学んだからと言って
画面越しではあっても目の前にいる先生に対して「~ではありません」を多用したら
さすがに嫌な顔をするかもしれませんからね。

ここまでわかっていただいたら
本題に入っていきましょう。

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「~ではありません」を韓国語で表現してみよう

韓国語 ではありません
「~ではありません」を韓国語で表現する場合、

・単語の最後の文字が母音で終わっている場合は
名詞+가 아닙니다(ガ アニムニダ)

・単語の最後の文字が子音(パッチム)で終わっている場合は
名詞+이 아닙니다(イ アニムニダ)

となります。

パッチムについてはこちらの記事をご覧ください。
パッチムとは?わかりやすく解説
パッチムが二つあるケースの読み方(二重パッチムを攻略)

では実際に例文を使って学習していきましょう。

まず単語の最後の文字が母音で終わっている場合は
名詞+가 아닙니다(ガ アニムニダ)
を使います。

「彼女は医者です」は、
英語だったら『She am a doctor. 』ですが、
「彼女は医者ではありません」と否定したい場合は
『She am not a doctor. 』となります。

では韓国語だとどうなるでしょう?

疑問文にして、「彼女は医者ですか?」と質問するときは

「그녀는 의사입니까?」(クニョヌン ウィサイムニカ)
となり、
これに応える形で

「그녀는 의사가 아닙니다.(ウィサガ アニムニダ)」
(彼女は医者ではありません。)となります。

「가」の前の最後の文字が「사」と母音で終わっているので「가」を使います。

次に単語の最後の文字が子音(パッチム)で終わっている場合は
「名詞+이 아닙니다(イ アニムニダ)』
となります。

うどんは韓国語で『우동(ウドン)』です。
うどんの最後の文字は『동』とパッチムで終わってますね。

だから「〜ではありません」を表現するなら
「名詞+이 아닙니다(イ アニムニダ)』を使うことになります。

なので、「うどんではありません」を韓国語になると
『우동이 아닙니다.』
となります。

最後に問題です。

カレーは韓国語で『카레(カレ)』です。
では「カレーではありません。」を韓国語にしたらどうなりますか?

カレーの最後の文字が레で、合成母音という母音を使っているので、
名詞+가 아닙니다(ガ アニムニダ)
のパターンですね。
合成母音とは?わかりやすく解説

なので、「카레가 아닙니다.」
が正解です。

以上、「〜ではありません」の表現方法についての解説を終わります。

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