英語で「This is a pen」(これはペンです)みたいな表現を
中学校1年生で習いますが、「こんな表現、いつ使うんだよ!」
って思ったことないですか?
韓国語でも学習初期に「これ」「それ」「あれ」を勉強します。
「これはペンです」とか「あれはミカンです」みたいな表現は
韓国語でも使わないことが多いでしょう。
でも、「あれは生放送ではありません」くらいの表現なら
実際に使うことがあるでしょう。
たとえば、韓国人の友達とテレビ番組を見ていて
「あれって生放送なの?」みたいに質問して、
「あれは生放送じゃないよ」みたいな感じです。
「あれ」「それ」「これ」みたいな表現を使わないと
文章や会話がくどくなりがちですから
絶対に学んでおいた方がよいです。
たとえば、「あれ」「これ」「それ」を使わないとしたら・・・
「今見ているテレビ番組って生放送なの?」と質問したとして
「今見ているテレビ番組は生放送じゃないよ」みたいに返答し、
「じゃ、さっきみたテレビ番組は生放送?」
「いやさっきみたテレビ番組も生放送じゃないよ」
みたいなくどい表現になってしまいます。
これが「今見ている」を「これは」に置き換え
「さっき見たテレビ番組」を「あれは」に置き換えるだけでも
かなりくどさが減りますよね。
そういった意味でも「これ」「あれ」「それ」といった表現も
韓国語でできるようになっておきましょう。
それでは例文を使いながら解説していきますね。
「これ」「それ」「あれ」を韓国語で表現してみよう
・これ⇒이것(イゴッ)
・それ⇒그것(クゴッ)
・あれ⇒저것(チョゴッ)
となります。
では例文を使いながら解説しますね。
「これ」を韓国語で表現すると・・・
これは韓国語で이것(イゴッ)です。
「これはパスタですか?」を韓国語にすると・・・
이것은 파스타입니까?
(イゴスン パスタイムニカ?)
となります。
「パスタ」は韓国語で「파스타(パスタ)」です。
「〜は」は前の最後の文字が「것」と
パッチムがついているので「은」
⇒韓国語で「~は」という2種類の助詞の使い分け
「〜ですか?」は「입니까?(イムニカ)となります。
次に「これは成功です」を韓国語にすると・・・
이것은 성공입니다.
(イゴスン ソンゴンイムニダ)
となります。
이것은(イゴスン)は大丈夫ですね。
「これは」を意味します。
성공(ソンゴン)は成功の意味です。
입니다(イムニダ)は「〜です」を意味します。
「それ」を韓国語で表現すると・・・
それは韓国語だと「그것(クゴッ)」となります。
「それはTシャツではありません。」を韓国語にすると、
그것은 티셔츠가 아닙니다.
(クゴスン ティショチュガ アニムニダ)
となります。
「Tシャツは」の「は」は前の最後の文字が「것」です。
パッチムがついているので「은」を使います。
それからTシャツは韓国語で「티셔츠(ティショチュ)」です。
「〜ではありません」は
単語の最後の文字が母音で終わっている場合は
名詞+가 아닙니다(ガ アニムニダ)を使います。
ここでは前の文字が「티셔츠」であり、
「티셔츠」の最後の文字が「츠」と母音で終わってますね。
だから「~ではありません」は「名詞+가 아닙니다(ガ アニムニダ)」となります。
「あれ」を韓国語で表現すると・・・
あれは韓国語だと「저것(チョゴッ)」となります。
「あれもTシャツではありません」を韓国語にすると、
저것도 티셔츠가 아닙니다.
(チョゴット ティショチュガ アニムニダ)
となります。
도は「〜も」を表します。
⇒韓国語の助詞『도』の使い方
それから、
「あれは生放送ではありません」を韓国語にすると
저것은 생방송이 아닙니다.
(チョゴスン センバンソニ アニムニダ)
となります。
生放送は「생방송(センバンソン)」です。
「〜ではありません」は
単語の最後の文字が子音(パッチム)で終わっている場合は
名詞+이 아닙니다(イ アニムニダ)
となります。
生放送「생방송」の最後の文字「송」はパッチムで終わっているので
「~ではありません」は名詞+이 아닙니다(イ アニムニダ)を使用します。
以上で解説を終わります。