前回の記事では어쩔티비(オッチョルティビ)の意味について解説しました。
⇒어쩔티비(オッチョルティビ)の意味についてわかりやすく解説
어쩔티비(オッチョルティビ)は
相手を煽ってイラつかせるような意味合いのある言葉でしたね。
そんなイライラしている場面で使うのが
今回解説する킹받네(キンバッネ)です。
今回の記事では킹받네(キンバッネ)の意味を
わかりやすく解説していきたいと思います。
킹받네(キンバッネ)の意味
킹받네は日本語だと『キンバッネ』と読みます。
意味は『超むかつく』『イライラする』とか『頭にくる』です。
例文を挙げるとすると
『정말 킹받네!』で日本語に訳すと『マジで超むかつく!』となります。
こんな感じで相手を煽るときなんかに使われます。
そういった意味で어쩔티비(オッチョルティビ)と
킹받네(キンバッネ)はすごく似ている言葉ですね。
⇒어쩔티비(オッチョルティビ)の意味についてわかりやすく解説
では킹받네(キンバッネ)という言葉は
どうやって誕生したのでしょう?
킹받네(キンバッネ)は韓国で昔からあった言葉ではありません。
킹받네(キンバッネ)ができるもとになったのは열받다(ヨルバッタ)です。
열받다(ヨルバッタ)は『ムカつく』という意味です。
열받다(ヨルバッタ)は『ムカつく』で킹받네(キンバッネ)が『超むかつく』なので
昔からあった열받다(ヨルバッタ)を強調した感じなのが킹받네(キンバッネ)だと
理解するとよいでしょう。
ではどうやって열받다(ヨルバッタ)から
킹받네(キンバッネ)ができたのでしょう?
・昔からあった열받다(ヨルバッタ)
・流行語になった킹받네(キンバッネ)
とよく見て欲しいのが1文字目です。
つまり、열받다(ヨルバッタ)の『열』と
킹받네(キンバッネ)の『킹』です。
『열』は日本語だと『王』となります。
『킹』は日本語だと『キング』となります。
これは言葉のニュアンスになると思うのですが、
『王』より『キング』の方が聞き手にとって強い言葉だってことです。
例えるなら『叩く』より「殴る」の方が
言葉のインパクトは強いですよね。
叩くのも殴るのもやっていることは似ています。
でも叩くより殴るの方が聞き手にとっては衝撃的です。
これと同じで『열(王)』より『킹(キング)』の方が聞き手にとって
衝撃が大きいわけです。
こういったところから
열받다(ムカつく)の열を킹に変えて킹받네(超むかつく)にすることで
より『ムカつく』が強調されたような意味合いになるということです。
・열받다(ムカつく)の1文字目を킹に変えて킹받네ができた
・열(王)より킹(キング)の方が言葉のインパクトが強い
・だから열받다(ムカつく)より킹받네(超ムカつく)の方が
より強調された表現になる
ということです。
以上で解説を終わります。
続いて어쩔티비(オッチョルティビ)ってどんな意味なのか?
解説します。