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日本文化

数え年の計算方法|七五三の計算方法や満年齢との違いについても解説

数え年 計算 計算方法 七五三 満年齢

神社にお参りに行った時に『今年の厄年表』を確認する方も多いでしょう。

ただ厄年表って数え年が基準になっています。
数え年の計算方法がわからないと厄年表をチェックすらできないわけです。

また、七五三。
七五三も後で解説しますが、『数え年』が基本です。
もしお子さんの数え年の計算方法がわからないと
適切な時期に七五三を祝えません。

それから韓国では数え年で年齢を数えます。
実際はあなたと生まれた年が同じなのに
年齢が違うってこともあります。

ただ韓国でも2023年6月から数え年をやめて
満年齢に統一されるそうですよ。

今回の記事では数え年の計算方法について解説します。

この記事を最後まで読んでいただくと

・数え年の計算方法がわかるようになる
・数え年と満年齢の違いがわかるようになる
・七五三では数え年で祝うべきか満年齢で祝うべきかわかるようになる

という効果が得られます。

ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

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数え年の計算方法

数え年 計算方法
数え年の計算方法は

・生まれた瞬間に1歳になる(満年齢だと0歳)
・正月に1歳年をとる

です。

たったこれだけです。
そんなに難しくないですよね。

問題

現在2022年12月20日とします。
2021年12月31日生まれのお子さんは数え年だと何歳ですか?

まず現在を2022年12月20日としましょう。
そして2021年12月31日に生まれたなら、
2021年12月31日時点で1歳です。
そして2022年1月1日で1歳年を取るというのが数え年のルールです。
なので2022年1月1日で2歳になります。

次に年をとるのは2023年1月1日なので
2022年12月20日時点でこのお子さんは数え年で2歳になります。

問題の解説をまとめると

・生まれた瞬間に1歳になる(満年齢だと0歳)
⇒2021年12月31日生まれなので、この日に1歳

・正月に1歳年をとる
⇒2022年1月1日で2歳になった

ということです。

おそらく上記の計算方法で数え年が
計算できるようになったと思います。

でももしかしたら「わからない・・・」
という方もいるかもしれません。

そんな場合には以下の簡略化した数え年の計算方法を
利用してみてください。

数え年の簡単な計算方法

・誕生日前なら満年齢(実年齢)プラス2歳
・誕生日後なら満年齢(実年齢)プラス1歳

です。

こんな感じで誕生日より前なら日本における一般的な年齢にプラス2歳して
誕生日より後ならプラス1歳しましょう

これだけで数え年になります。
たとえば先ほどの問題。

問題

現在2022年12月20日とします。
2021年12月31日生まれのお子さんは数え年だと何歳ですか?

2022年12月20日だとまだ誕生日である12月31日になってませんね。
満年齢(実年齢)は0歳なので、
0歳プラス2歳=2歳
となって数え年は2歳となります。

これで問題なく数え年を計算できるようになったでしょう。

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数え年と満年齢における計算方法の違い

数え年計算中

ここまで解説したきた中で
数え年以外に満年齢という言葉が登場したと思います。

年齢の数え方には

・数え年
・満年齢

の2つがあります。

では数え年と満年齢って何が違うのでしょう?

先ほども解説したように

数え年の計算方法は

・生まれた瞬間に1歳になる(満年齢だと0歳)
・正月(元旦)に1歳年をとる

でしたね。

これに対して

満年齢の計算方法は

・生まれた瞬間は0歳
・誕生日がくると1歳年をとる

です。

たとえば2001年12月10日生まれの人のケースだと
満年齢だと2021年12月10日に満20歳になります。
なので、2021年12月9日だったら満19歳です。

満年齢と数え年の違いは

・生まれた瞬間、数え年は1歳で満年齢は0歳
・1歳年をとるのは数え年は正月で満年齢は誕生日

ということです。

これで理解できたと思います。

数え年における1歳年をとるタイミングが誕生日でなく正月である理由とは?

正月

ところでどうして数え年だと誕生日でなくて
元旦(正月)に1歳年をとることになるのでしょう?

正月は年神様をお迎えする日です。

そして年神様は文字通り年(歳)を授けるために
家にやってくると考えられています。
だから正月前に大掃除をします。
そして年神様が迷わないように玄関に門松を飾って目印にしているわけです。

ここまでまとめると数え年の根本的な考え方は

正月に年神様がやってきて年を授ける
⇒だから私たちは正月に1歳年をとる

ということです。

これは江戸時代に広まったそうです。
だから現在では満年齢で年齢の計算をしますが
昔は数え年で年齢の計算をしていたということです。

ちなみに年神様はお正月にやってきて
私たちに年を授けるだけでなくお年玉も授けてくれるそうです。

お年玉の年は年神様、玉は魂を意味します。
お年玉をいただくことで
私たちが1年間頑張るためのパワーをもらえると考えられていました。

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数え年で七五三を祝いたいけど年齢の計算方法はどうしたらいい?

七五三 数え年 計算
七五三とは

・3歳
・5歳
・7歳

になるお子さんの成長を祝う行事のことです。

11月の中で縁起が良いとされる日に
神社にお参りするのが一般的です。
ところで七五三は平安時代に始まったといわれています。

そして今の七五三みたいなスタイルになったのは江戸時代の後期だといわれています。

では本題です。
七五三は数え年で年齢を計算するのが一般的です。
七五三は平安時代が起源になっていて
江戸時代後期から現在の儀式になっています。
1902年(明治35年)より前までは数え年で年齢を数えていましたから
七五三は数え年が基本となるわけです。

数え年の計算方法は

・生まれた瞬間に1歳になる(満年齢だと0歳)
・正月(元旦)に1歳年をとる

でしたね。

ただ先ほども解説しましたが、
年末生まれのお子さんだと数え年と満年齢の差が2歳あります。

大人だったら2歳の差って見た目や考え方、体格など
そんなに差がないでしょう。
でも、子どもの2歳って見た目も考え方も
まったく違ってきますよね。

たとえば満年齢で3歳になる子だと数え年だと4歳です。
場合によっては5歳になってしまいます。
満年齢だと3歳の子が5歳として七五三のお祝いをしないといけないわけです。

また、満年齢が2歳のお子さんでも数え年だと3歳になったりします。
2歳のお子さんだと、放っておいたら
どこに行ってしまうかわからないですし
急に機嫌が悪くなって泣き出したりします。

そんなこともあって最近では
七五三のお祝いは数え年でも満年齢でも
どちらでもOKってなってきていますし
実際、満年齢で七五三のお祝いをしている方は多いです。

理由はさっきも解説した通り、
数え年の3歳は満年齢の3歳より幼いからです。
両親も2歳や1歳の子を連れて七五三に連れていくのは大変だと思います。
なので、個人的にも満年齢で計算したほうが良いのかなと思ってます。

以上で解説を終わります。

続いて韓国における年齢の数え方や学年の分け方について解説します。

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