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韓国文化

韓国のチェサ(祭祀)とは?チャレ(茶礼)との違いについてもわかりやすく解説

韓国 チェサとは
韓国には

・チェサ(祭祀)
・チャレ(茶礼)

という儀式があります。

チェサとチャレはすごく似ている儀式ですが、
当然、違いもあります。

この記事ではチェサ(祭祀)ってどんな儀式なのか解説しながら
チャレ(茶礼)との違いについてもわかりやすく解説していきたいと思います。

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チェサ(祭祀)とはどんな儀式?

韓国 チェサとは
チェサ(祭祀)とは

チェサ(祭祀)とは一定のやり方で食べ物を供えて亡くなった祖先や神霊を祭る儀式のことです。
日本だと法事に似ています。

チェサ(祭祀)と似ている儀式に茶礼(チャレ)があります。
茶礼(チャレ)とチェサ(祭祀)の違いをご存じでしょうか?

茶礼(チャレ)とチェサ(祭祀)の違い

・行われる時期や時間が違う
⇒チェサは深夜に行われるが、チャレはソルラル(旧正月)や秋夕(チュソク)などの朝に行なわれる

・儀式の意味合いが違う
⇒チェサは故人の供養の意味合いが強いが、
チャレは喜び(収穫とか年の節目など)を祝う意味合いが強い
(チャレは先祖の霊を迎え入れるために行われる)

・用意する食べ物が違う
チャレは祭壇に20種類以上あるチャレサンという食べ物を供え、終わったら墓参りに行く
チェサはチェスという料理を用意する(トウガラシやニンニクを使わないというルールあり。
逆にすべての料理には必ず塩と醤油が入っている)
チェサの特徴は鮮やかな色のものは使わず餅みたいな一色の食べ物だけを使う
また必ずナツメ、栗、柿の3つは使う。

それからチェサは長男が行うという特徴があります。
長男はその家を代表する者だからです。

あと、チェサを行う時は先祖の霊のために
お酒をコップにつぎ足します。

そんなことから逆に現実社会では
みんなで飲み会をしていても絶対にお酒をつぎ足すという行為はしません。
失礼に当たります。

なぜならお酒をつぎ足すという行為は死者に対して行う行為だからです。
生きている人に対してする行為ではないというのが韓国の常識です。

そういったことも知らずに韓国に行ってしまうと
「この人、常識ないかも」と嫌われてしまう可能性もあるのでご注意ください。

韓国ではコップにお酒が残っているときにつぎ足すのではなく、
相手がお酒を飲みほしてから、新たにお酒をつぐようにしましょう。
その方が賢明だと思います。

他にも韓国独特の食事マナーがあるので
気になる方はこちらをご覧ください。
韓国では食事を残すのが礼儀?
韓国ではなぜ鍋のままラーメンを食べるの?
韓国の人はなぜ食器を持たないで食事をするの?
韓国の食器はなぜ金属製のものが多いの?

以上で解説を終わります。

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