・クェンチャナヨ(ケンチャナヨ)
・クェンチャヌセヨ
の意味や違いについてわかりやすく解説していきます。
クェンチャナヨ(ケンチャナヨ)とクェンチャヌセヨの違い
まずクェンチャナヨとケンチャナヨも
日本語の発音の仕方で『クェ』か『ケ』かが
違ってくるだけなので、ここではあまり気にしないでくださいね。
どちらも『괜찮아요』と書きますので同じですから。
で、クェンチャナヨとクェンチャヌセヨの違いを理解するために
まずクェンチャナ?というクェンチャナヨの最後の『ヨ』を抜いた形から
見ていきましょう。
クェンチャナ?は괜찮아?と書いて『大丈夫?』とか『大丈夫か?』
という意味になります。
それから、クェンチャナ(괜찮아?)の最後にヨ(요)をつけると
クェンチャナヨ (괜찮아요?)となって『大丈夫ですか?』という意味になります。
クェンチャナ?よりクェンチャナヨ?の方がちょっと丁寧に
相手を心配しているような表現になってますね。
ただ、好きな人からだったらクェンチャナヨ (괜찮아요?)より
クェンチャナ(괜찮아?)って言って欲しいですね。
大丈夫ですか?みたいなのってちょっと
人間関係に距離がある感じがしますからね。
それからクェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)は
『大丈夫でしょうか?』とか『大丈夫でらっしゃいますか?』
とクェンチャナヨ (괜찮아요?)よりも
もっと丁寧な表現になります。
明らかに人間関係に距離があるような表現ですね。
クェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)は尊敬語の一種なので
年上の人を気遣うときに使用します。
そういった意味ではクェンチャナヨ (괜찮아요?)と
クェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)の違いは
クェンチャナヨ (괜찮아요?)なら同級生くらいを気遣う時に使い
クェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)は先生とか親とか
年上の人を気遣う時に使うという違いがあると理解するとわかりやすいでしょう。
ちなみに韓国語は日本語みたいに尊敬語があります。
しかも韓国は親に対しても尊敬語を使わないといけないので
日本よりも言葉に厳しい感じです。
ついでなので韓国語で『大丈夫』を意味するものを
もう少し解説しておきますね。
괜찮다(ケンチャンタ)は『大丈夫だ』です。
志村けんさんみたいな表現方法ですね。
それから괜찮다(クェンチャンタ)『大丈夫だ』を否定するなら
괜찮지 않아(クェンチャンジアナ)『大丈夫じゃない』となります。
クェンチャナヨ(ケンチャナヨ)とクェンチャヌセヨの違いまとめ
・クェンチャナ?(괜찮아?)・・・大丈夫?
・クェンチャナヨ (괜찮아요?)・・・大丈夫ですか?
・クェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)・・・大丈夫でらっしゃいますか?
・クェンチャンタ(괜찮다)・・・大丈夫だ
・クェンチャンジアナ(괜찮지 않아)・・・大丈夫じゃない
となります。
特にクェンチャナヨ (괜찮아요?)と
クェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)の違いとしては
クェンチャヌセヨ?(괜찮으세요?)はクェンチャナヨ (괜찮아요?)を尊敬語みたいに
したものだと理解しておくと分かりやすいと思いますよ。