※アフィリエイト広告を利用しています

韓国文化

韓国人が正座しない3つの理由とは?

韓国 正座しない

「正座して食べたらいいのに!行儀が悪いわね!」
と韓国ドラマなんかで女性が立膝をして食事をしているシーンをみて
違和感や怒りを感じる日本人は多いと思います。

ただ、韓国の方だってイスに座って食事をしているときは
立膝を立てていません。
普通に座って食事をしています。

床に座って食事をするときに正座をせずに立膝を立てて食事をすることがあるだけです。

もし日本人が床の上で食事をするなら
正座することが多いでしょう。

でも韓国では床の上での食事といっても
正座をする人は普通いません。

どうしてでしょう?

正座って日本だと礼儀正しい座り方という印象がありますね。
韓国にも正座はあるのですが、もし韓国で正座をするとしても
日本とは違う意味があります。

むしろ韓国だとあぐらの方が特に男性の場合は正しい座り方だったりします。

韓国ではあぐらを

・両班足(ヤンバンダリ)
・お父さんの座り方をアッパダリ

といったりします。

ではここからが本題です。
今回の記事では韓国人が正座しない3つの理由について解説します。

スポンサードリンク





韓国人が正座しない理由(1)韓国では囚人の座り方だから

正座

日本人だって韓国人だって本質的には「下品な食べ方はよくない」という価値観は同じです。

ただ、韓国と日本では下品な座り方が違うだけです。

正座は

・日本だと礼儀正しい座り方
・韓国だと囚人の座り方

なのです。

つまり、韓国で正座すると囚人と同じような立場の人と
同じような意味合いになってしまうのです

だから韓国ではほとんど正座することがありません。

他にも

韓国では

・片手で食事し、もう片方の手は膝の上に置くのが礼儀正しい
・お茶碗を持ち上げたら下品
・クチャクチャ食べるのは普通(日本だと下品だと言われやすい)

です。

スポンサードリンク





韓国人が正座しない理由(2)身分が低いものの座り方だから

昔の韓国の話になります。
昔の韓国では身分の低い人と高い人が同じ空間にいたときに
身分の低い人は正座するという習慣があったようです。

つまり立場が上の人は正座をしなかったわけです。
ちょっとネガティブですよね。

だからこそ、韓国では正座をしたがらないっていうのもあるでしょう。

スポンサードリンク





韓国人が正座しない理由(3)自分に落ち度がある時の座り方だから

正座

ここまで韓国における正座の意味合いについて解説してきました。
まぁどれをとっても韓国では正座ってネガティブな意味合いしかありません。

3つ目の理由もネガティブです。
自分に落ち度があるときに、韓国では正座をする習慣があるようです。
これは理由(1)の囚人が正座するのと同じような意味合いになるかもしれませんね。

とにかく韓国では怒られるようなことをしたときに正座をするようですね。

スポンサードリンク





韓国人が正座しない3つの理由まとめ

韓国人が正座をしない3つの理由とは

理由(1)囚人の座り方だから
理由(2)身分が低いものの座り方だから
理由(3)自分に落ち度がある時の座り方だから

でした。

日本だと正座って礼儀正しくて
ポジティブなイメージがありますが。
韓国では真逆のイメージになるのですね。

ちなみに日本の常識は世界の非常識みたいなことっていっぱいありますよ。

日本の常識が世界の非常識になる例

・日本ではトイレをノックするのは実際にトイレが使用中か確認するため
⇒アメリカではトイレのノックは早く出ろ!という意味

・日本では置時計をプレゼントすると喜ばれる
⇒中国で置時計をプレゼントするのはNG
(時計を贈るの中国語は中国語の告別式と同じ発音だから不吉なため)

・日本だとビールで乾杯するとき、グラスをお互いぶつけあう
⇒ハンガリーは絶対にしない
(ハンガリー革命でビールでオーストリア軍が乾杯して祝杯をあげたため、
ハンガリーはそこから150年間ビールで乾杯しないと誓ったそうです)

最後に、日本人が韓国に行ったときに
思わず正座してしまいそうですが、
そんなとき、韓国人はちょっと焦りながら「楽に座ってくださいね」
って言ってくれたりします。

韓国において正座はネガティブな意味合いとはいえ、
正座そのものに相手を侮辱する意味はないですからね。

だから韓国で正座しても怒られるってことはないでしょう。
ただ、韓国人はちょっと焦るだけだと思います(苦笑)。

以上、参考にしていただけるとうれしいです。

スポンサードリンク