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韓国文化

韓国の葬儀でなぜ女性は頭に白いリボンをつけるの?

韓国 葬儀 白いリボン

韓国ドラマの中でも葬式の場面を見ていると
「あれ?」て感じることがあります。

例えば女性の髪の毛に白いリボンがついているのとか。


しかも白いリボンをつけている女性は一人や二人ではありません。

葬式で白いリボンをつけている女性は一人や二人ではありません。
ということは何らかの意味があるはず。
そこでこの記事では
韓国の葬儀でなぜ女性は頭に白いリボンをつけるのか、
解説します。

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韓国の葬儀で女性が頭に白いリボンをつけている理由

日本だと家族が亡くなったら
喪服を着て葬式をしますね。

これに対して韓国でも葬式の時、
喪服を着ます。

さらに韓国では白いリボンを付けます。
そして白いリボンをつける位置が
女性と男性で変わります。

・女性は髪の毛(髪留めの部分)
・男性は胸(襟の部分)

に白いリボンをつけます。

葬式が終わると日本でも韓国でも喪服は脱ぎます。
でも韓国では白いリボンはつけたままのようです。
そのまま日常生活を送ります。
白いリボンをつけたまま会社や学校に行くようです。

ちなみに葬式が終わると喪服を脱ぐと書きましたが、
韓国の蘇澳式は3〜4日くらいかけて行われるようです。

・1日目は葬式の準備をしながら知り合いに亡くなった旨を伝える
・2日目は故人を棺に入れ、日本でいうところの通夜をする
・3日目に出棺し火葬

が一般的みたいです。

なので喪服は3日〜4日着っぱなしみたいです。
しかも現在の喪服は紙製で、病院で買えるようです。
どうして葬式なのに病院なのか?
こちらの記事を読んでいただけると理解できると思います。
【韓国】病院の中に葬儀場がある3つの理由とは?

で、3〜4日かけて行われる葬式が終わる時、
火葬の時に紙製の喪服は燃やすようですね。

ここまで踏まえた上で
ではどうして韓国では白いリボンをつけるのでしょうか?
喪中の間、ずっと喪服を着た状態で会社に行ったり学校に行くのは
流石に目立ちます。
違和感を感じてしまうわけです。
だから喪中の間、白いリボンだけつけておくのだそうです。

つまり韓国では喪が明けるまで
普通の服で会社に行ったり学校に行ったりしますが
白いリボンはつけたままということです。

なぜ韓国の女性は葬式の時白いリボンを髪の毛につけるの?

韓国の葬式では白いリボンを男性は胸に女性は髪の毛につけるって
書きました。
ではそもそもどうして白いリボンをつけるのでしょう?

結論としては区別のためのようです。
誰と誰を区別するか?というと弔問客と故人の親族との区別が大きい理由になります。
故人の親族でも男性はスーツの喪服、女性は韓服の喪服を着ます。
さらに男性は腕章、女性は白いリボンを髪の毛につけます。
男性がつける腕章を女性はつけたらいけないしきたりがあるようです。
だから故人の親族の女性は白いリボンをつけるみたいです。

ではいくら区別するとはいえ、
どうして女性は白いリボンを髪の毛につけるのでしょう?
昔の韓国における葬式では女性は白色のチマチョゴリで白色のゴム靴を履いていたようです。
また髪の毛に白いリボンをつけていたようです。
このしきたりが現在でもずっと続いているようです。

今回の解説は以上になります。

韓国の葬式関連で気になる方はこちらをご覧ください。
【韓国】病院の中に葬儀場がある3つの理由とは?

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